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不定詞は、to + 動詞の原形というのはご存知の方も多いと思います。不定詞は他にも種類があり6つに分けられます。以下がそれぞれの詳細です。
1. 単純不定詞 (Simple Infinitive)
to + 動詞の原形で、最も基本的な不定詞です。現在や未来の行為を表し、名詞的、形容詞的、副詞的な働きをする。
例: I want to go to London. (ロンドンへ行きたい。)
2. 単純不定詞の進行形 (Progressive Infinitive)
to be + 動詞のing形で、動作が進行中であることを示す。
例: Emma seems to be studying for the exam now. (今、エマは試験の勉強をしているようだ。)
3. 単純不定詞の受動態 (Passive Infinitive)
to be + 過去分詞の形で、不定詞の主語が動作をされる側であることを示す。
例: The book needs to be returned to the library. (その本は図書館に返される必要がある。)
4. 完了不定詞 (Perfect Infinitive)
to have + 過去分詞の形で、主節の動詞よりも前の時点の行為を表す。
例: She is said to have lived in London. (彼女はロンドンに住んでいたと言われている。)
5. 完了不定詞の進行形 (Perfect Progressive Infinitive)
to have been + 動詞のing形で、主節の動詞よりも前の時点から継続している動作を表す。
例: He appears to have been waiting for a long time. (彼は長い間待っていたようだ。)
6. 完了不定詞の受動態 (Perfect Passive Infinitive)
to have been + 過去分詞の形で、主節の動詞よりも前の時点で、受動的な動作が行われたことを示す。
例: The report is believed to have been submitted yesterday. (その報告書は昨日提出された。)
また、不定詞にはいくつかの例外や補足事項があります。
1. 原形不定詞 (Bare Infinitive)
toを伴わない不定詞のことで、特定の文法で使われます。
知覚動詞 (see, hear, feelなど) の後:
I saw Emma cross the street. (エマが通りを渡るのを見た。)
crossが原形不定詞です。
使役動詞 (make, let, have) の後:
Let me know. (私に教えてください。)
knowが原形不定詞です。
2. 不定詞のtoのみが残る場合
不定詞が繰り返されるのを避けるために、toだけを残して動詞を省略することがあります。
Do you want to go to the cinema? Yes, I want to. (映画館に行きたいですか?はい、行きたいです。)
I didn't want to go, but I had to. (行きたくなかったけど、行かなければならなかった。)
3. 不定詞の否定形
不定詞を否定するには、不定詞の直前にnotを置きます。
Emma decided not to go to the party. (エマはパーティーに行かないことを決めた。)
The best thing is not to worry. (一番良いことは心配しないことだ。)
4. 完了不定詞の時制の一致における役割
完了不定詞は、主節の動詞よりも前の時点を表すため、時制の一致のルールに当てはめると理解しやすくなります。
He seems to be sick. (彼は病気のようだ。)
= It seems that he is sick. (主節と従属節が同じ時制)
He seems to have been sick. (彼は病気だったようだ。)
= It seems that he was sick. (主節の現在時制よりも従属節が過去時制)
完了不定詞は、主節の動詞の時制とは独立して、過去の出来事を表現します。
