ひたすら会話練習をしても、英語を話せるようにはなれません

英語学習において、会話の練習だけ取り組んでいても、効率的に英語表現力を高めることは出来ません。語学の学習には、インプットとアウトプット、二つの要素があるからです。

インプットとは、文法、語彙力強化、リーディングやリスニングなど、英語表現の知識を取り入れることです。アウトプットは、ライティングや会話など、インプットした知識を実際に使ってみることです。これらはどちらも不可欠にも関わらず、英会話練習だけが、英語を話せるようになる為に最善、と考えている人が多い印象です。

会話練習などのアウトプットするトレーニングは絶対必要ですが、それに見合ったインプットも伴わないと、思うように表現力が伸びません。

例えば、面倒くさいと英語で伝えたい場合、どう表現しますか?めんどくさい度合いによって様々な言い回しがありますが、I can't be bothered. と表現出来ます。そもそもこういった言い方があるということを、一度どこかで見ていないと自分自身で使うことは出来ません。一度ふれた表現しか自ら使うことは出来ないので、日頃からたくさんの英語にふれてこういった引き出しを増やすことが大切です。

2023年05月19日