日本・イギリスの共通点

イギリスは日本人にとって親しみやすい国としても知られています。
日本とイギリスは似ている点が多いと言われています。日本とイギリスの共通点を5つご紹介いたします。

1 島国・面積
日本・イギリスともに島国で海に囲まれているので、古来から海上交通が盛んです。また海に囲まれている影響で、適度の春夏秋冬があります。
日本の面積は378,000平方キロメートル(世界62位)で、イギリスの面積は242,500平方キロメートル(世界80位)です。両国とも比較的小さな国です。
2 立憲君主制 
日本・イギリス両国とも、憲法によって定められた君主制の国です。大統領ではなく首相、議院内閣制、首相の他に国王がいる等、政治に関して共通点が多いです。
明治時代、新しい国を作ろうとしていた日本は、同じ島国でありながらも大きな力を持っていて、世界の七つの海(Seven Seas)を支配していたイギリスは、憧れでもあり目標でした。
3 経済力
日本の2016年のGDP(Gross Domestic Product, 国内総生産)は4兆9365億ドル(世界3位)、イギリスの2016年のGDPは2兆6291億ドル(世界5位)です。両国とも世界経済をリードしていく力を持っている経済大国です。
4 お茶をよく飲む
イギリス人もお茶が大好きです。イギリスは欧米の中でも、お茶をよく飲む国として有名です。朝起きてから1杯、お昼から夜にかけて5杯程、寝る前に1杯、紅茶を飲むことが多いです。イギリス人の生活において、紅茶は欠かせないものになっています。
5 左側通行
左側通行と右側通行の比率は、人口比率では左側が35%、右側が65%です。道路の総距離の割合の場合、左側10%に対して、右側は90%です。圧倒的に右側通行を採用している国が多いことが分かります。
日本が左側通行である理由は、江戸時代に武士がすれ違う際、左腰に差している刀の鞘同士がふれあうことは無礼でした。それを避ける為、相手の左側を通行していたのが一般的だったからとされています。
イギリスも騎士は左腰に剣を差して歩いていました。もし右側通行をすると、騎士同士がすれ違う際に、お互いの左の腰に差した剣がふれあってしまい、決闘につながってしまいます。この理由から、現在も左側通行という説が存在しています。

 

 

2018年08月26日