100万人の内の1人になる為の必須スキルその2

100万人の内の1人になるための必須スキルその1から続きです。

前回は、世界的に見た時の英語と日本語についてお伝えさせていただきましたが、さらに言語にはもう一つの特徴があります。ある言語を話す人が多ければ多い程その言語を習得しようとする人の数も相対的に多くなり、少なくなればその数はさらに少なくなっていきます。英語を話す人が増えれば増える程、英語の価値も増えて、同時に英語を学びたい人も増えます。これは基軸通貨と似たような概念です。例えば、米ドルを使う人が増えれば、米ドルの価値は増え続け、さらにドルを使いたい人が増えるということです。現在の円安の状況がまさにこれを表しています。9月14日の時点で、1ドル143円です。米ドルの需要が増え、相対的に日本円の需要が減ることで、日本円の価値が落ちています。

今後は、中期的には英語と中国語の言語価値が増えて、長期的に見ると英語だけに集約されていくとも言われています。これはコンピューターやインターネットで使用されている言語のほとんどが英語で、あらゆる国の第二言語が英語として定着しているからです。

これらの理由から、これからの日本の子供たちには英語を学ぶということが大切になってきます。ネイティブレベルの高度な英語力まで身に付けるということではなく、英語でコミュニケーションを取れるようになれるということが重要です。日常英会話に必要な単語数は最低約1000語と言われています(高校卒業時には約3000語)。

日本語と英語を使えるようになることで、世界的に見ると希少な存在になることが出来るので、これは大きなチャンスです。まずは、学校の勉強以外でも少しずつ英語にふれる、日常に英語がある環境をつくることから始めてみませんか?

2022年09月14日