具体的に英語の基礎とは何を指すのでしょうか? 漠然としすぎて、どこから手をつけて良いか分からないと感じる方もいるかもしれません。英語の基礎は、主に以下の3つの要素から構成されています。
•単語・語彙(Vocabulary):
英語学習の入り口として、まず思い浮かぶのが単語ですよね。ただ、ここで言う基礎の単語とは、難しい専門用語や英語資格試験での高得点狙いの語彙のことではありません。私たちの日常生活で頻繁に使われる、いわゆる基本語彙のことです。
例を挙げると、apple、eat、go、happyといった、中学英語で習うような単語がこれにあたります。重要なのは、これらの単語の意味だけを覚えるのではなく、音(発音)、スペル、使い方(どんな文で使うか、他の単語とどう組み合わせるか=コロケーション)をセットで覚えることです。例えば、take
a picture(写真を撮る)のように、動詞と名詞の組み合わせ(コロケーション)で覚えることで、より自然な英語を使えるようになります。
• 文法(Grammar):
文法は英語という言語のルールです。このルールが分からなければ、単語をいくら並べても相手に正しく意味を伝えられません。
基礎的な文法とは、品詞(名詞、動詞、形容詞など)、時制(現在形、過去形、未来形など)といった項目を指します。これらを学ぶことで、「なぜこの動詞の形になるのか」「この単語はどこに置くのが自然か」といった疑問が解消され、英語の構造を理解出来るようになります。例えば、She
went to the park yesterday.という文では、過去の出来事だから動詞が過去形になる、というルールを理解しているからこそ、正しく表現出来るのです。
• 発音・リスニングの基礎(Pronunciation & Basic Listening):
意外と見過ごされがちなのが、発音とリスニングの基礎です。「発音は後でいい」「リスニングはただ聞けばいい」と思っていませんか? これは大きな間違いです。英語の音の仕組みを理解することは、正しく発音出来るようになるだけでなく、相手の英語を聞き取る力を格段に向上させます。
具体的には、個々のアルファベットの音(フォニックス)、単語内のアクセント、単語と単語がつながる音(リンキング)、文全体のリズムやイントネーションなどを意識することです。簡単な音声から、この英語特有の音の変化を意識して正確に聞き取る練習をすることで、リスニング力も飛躍的に伸びていきます。
4. 基礎を固めることのメリットに続く